【親子留学体験談】小学生の子どもと親子で参加するサマーキャンププログラムの魅力!

2025.04.12

さて、第1回ブログで親子留学をするなら、サマーキャンプ体験から始めてみるのは最高のスタートになるというお話をしました。

留学生の「サマーキャンプ in 北米」の戦い…それは2月頃から火ぶたが切って落とされます。

ということで今回は、サマーキャンププログラムについてを徹底解説していきます!

はじめに

こんにちは、Michikoです。

留学エージェント『カナダ専門』を通して、2024年3月末に小学生の子供2人(日本の2年生と5年生)と母一人でカナダのバンクーバーに長期親子留学にやってきました。夫は日本に居残りです。

これまで経験してきた数々のカルチャーショックを交えて、準備手続き段階からのリアルな親子留学のメリットデメリット、おすすめなどをお伝えできればと思います。

 

サマーアートプログラムに参加する二人の子供。

(サマーキャンプで作成したオリジナル漫画)

カナダのサマーキャンプをざっくりと分類

カナダのサマーキャンプ(またはサマープログラム)はだいたいこのように分類されます。

 

1. Overnight Camp(お泊りキャンプ)

2. Day Camp(日帰りキャンプ)

3. Boarding/Homestay(寮またはホームステイ)

 

その中でも留学生向けは、2の日帰りキャンプと3の寮またはホームステイで、私立語学学校・公立大学付属語学学校主催のものがメインです。そして一部私立中高がボーディングスクールキャンプを提供しています。

カナダの小・中学校はセキュリティが厳しいためアメリカやオーストラリア・ニュージーランド等のように体験入学制度はありません。そのため、公立小学校が主催するサマーキャンプはローカルキッズのみの受入れとなります。

 

ただし、NPO習い事(アート・スポーツ・STEMなど)、そして公立大学のサマーキャンプは留学生を受け入れている場合も多いので要チェックです。

 

ロボットゲームに熱中する二人の子供。 (サマーキャンプで作ったロボット対決)

 

カナダは日本と違い、12歳以下の子供はお留守番も一人でさせてはいけないですし、学校や習い事には大人が送迎しないといけません。そのためか、小学生向けのお泊りサマーキャンプは少ないです。(寮滞在型のボーディングキャンプをご希望の方はこちらから!

小学校高学年ぐらいからはボーディングキャンプの受入先もチラホラと出てくるのですが…。

お子さんが小学生の場合は、寮滞在(ボーディング)プログラムにお申し込みの元、お子様だけで渡航されるか、親子で渡航し親子プログラムに参加、または子供だけの日帰りキャンプに参加することが可能です。もちろんその傍らで親も語学学校等に通うこともできます。

 

日本のパスポートはカナダ入国の際、短期滞在にビザは必要ありません。ETAを取りさえすれば『最長で6か月』の滞在が可能です。先人の日本人留学生たちのマジメな行いに感謝!

 

サマーキャンプを探す際はどんな目的をもって参加するのか、まずイメージしてみるといいですね。

 

さてあなたは…

将来の親子留学に備えて親子留学生活を体験したい、又は英語力をとにかく上げたい『留学準備タイプ』?

子供だけでなく親も海外生活してみたい『プチ親子留学体験タイプ』?

それともかわいい子には旅をさせよの『自立促進タイプ』?

 

語学学校のサマーキャンプ(サマープログラム)の様子

夏休み期間中のカナダの語学学校には、世界中から学生たちが(おじさん・おばさんもたまにいます)やってきます。

語学学校の場合、各国の留学エージェントや学校を通して、団体・または個人で2週間~6週間程度参加するのが一般的でしょうか。ブラジルなどの南米、インド、アジア各国(中国・韓国・台湾・ベトナム・タイ・日本)、たまにヨーロッパの生徒さんがいる印象です。このところの円安で観光客も含め、昔と比較すると日本人比率は激減しているように見受けられます。

しかしながら、タイミングが国によって夏休みのタイミングが異なる関係で、月によって生徒さんの国籍に偏りが出ることも多いです。例えば、日本人に人気な留学タイミングである8月は、日本人の国籍比率は高くなりがちです(汗)

ところが、日本人以外の生徒さんと現地観光もしながら、楽しく英語を学ぶことができるサマープログラムは満足度も高く、毎年参加される生徒様や翌年は日本のお友達を誘って一緒に参加される生徒様も多いです。日本人留学生が多いというのはネガティブな面もあるかと思いますが、実は満足度の高さをを示す指標でもあったりします(^^)

また、留学をする上で、お友達ができるか不安になる方も多いかと思いますが、多くの生徒さんが一人で参加されています!

これも自立に向けての第一歩!お友達を誘うのはやめましょう(笑)友達は世界中にできます、大丈夫。

 

SSLCのバンクーバーで撮ったクラス写真

 

語学学校の種類

語学学校はおおまかに2つのタイプに別れます。

 

1. 私立の語学学校(主にダウンタウンに点在)

2. 公立大学附属の語学学校(中心部からは離れる)

 

私立の語学学校について

私立の語学学校を選ぶ場合には、生徒数が多く多国籍な学校がオススメです。全校生の数が多い場合には、日本からの団体の生徒さんや季節がら日本人の生徒数が多い時期に受講した場合でも、他の国からの留学生と接することができるタイミングも多くあるため、行動力次第で英語環境を作りやすいです。規模が大きく多国籍な傾向にある語学学校さんには、ILACやILSCなどが挙げられます。

しかしながら、語学学校にはアクティビティ重視・アカデミック重視、テスト対策重視・日常英会話重視など、学校ごとに特色やユニークなプログラムがあります。語学学校によっては親子プログラムを提供しているところもあります!

国籍比率はお申し込み時点の状況と渡航時とで状況が変わったり、情勢によって変動することも多く、予測が難しかったりするため、日本人比率に囚われすぎず、留学の目的に沿った学校選びを行うこともとても大切です。

 

公立大学附属の語学学校について

公立大学附属の語学学校には、大学進学を目指して勉強をされている方が多いです。特に、無償化教育や移民を目指して留学中の親御様も多いため、平均年齢が高めな傾向にあります。

夏の時期には、

カナダの語学学校ではその多国籍ぶりにまず驚かされるでしょう。そして、先生の話すスピードは容赦なく、テキストを使うよりもコミュニケーションをとることが重視されます。出身国の文化紹介や事例紹介なども急に求められたりしますし、「明日自国の文化的な食べ物をもってきてね!」とか急に言われます(笑)

自分の国のことこんなに知らないんだ…と自分の知識のなさに驚かされますし、逆に南米などの生徒さんの政治への関心の高さに圧倒されたりして、世界を垣間見れるとてもいい刺激になると思います。

ビザ取得の必要がないサマープログラムは個人での申し込みも可能ですが、語学学校に行く場合は現地にオフィスのあるエージェントを通して申し込みすることをおすすめします。何か問題が生じた時(例えば学校側に不手際があって学習機会に損失が生じるなどの時や、ホームステイ先の問題など)、個人での申し込みよりも現地エージェント経由の方が問題解決力が高いからです。

『カナダ専門』では特別割引だったり、特別担当者だったり、一般に出していない特別プログラムがあったりもするので、迷ったらまず一度問い合わせをしてみるとよいかと思います。

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