【体験談】なぜカナダ?小学生の子どもとバンクーバーへ親子留学で教育移住!

2025.02.23

カナダの街で日本人の親子3人が記念撮影をしている。(2023年初めての母子カナダ旅)

 

みなさんにとって、『母子での親子留学』とはどんな印象を持ちますか?

私がたいてい最初に言われる言葉。

日本:「え!?ご主人はどうするの?」

カナダ:「え!?すっごいスーパーママね!」

私が親子留学を決心し、留学先をカナダにした理由の根底にあるものはこれです。

つまり、Identity(自己の確立)Diversity(多様性)です。

 

自己紹介

はじめまして、Michikoです。

留学エージェント『カナダ専門』を通して、2024年3月末に小学生の子供2人(日本の2年生と5年生)と母一人でカナダのバンクーバーに長期親子留学にやってきました。夫は日本に居残りです。

これまで経験してきた数々のカルチャーショックを交えて、準備手続き段階からのリアルな親子留学のメリットデメリット、おすすめなどをお伝えできればと思います。

 

親子留学で一番大切な準備はなに?

こちらに来てから約1年、信じられないぐらいに順調な留学生活ができています。

ラッキーの積み重ねと、沢山の人との素敵な出会い、そして『カナダ専門』エージェントのサポートはもちろんのこと、何年もかけてじっくり焦らず準備を重ねてきたことはとても大きかったなと思います。

 

私は主にこの5つについて、留学前から子供達とタッグを組んで取り組んできました。

 

1.留学先

2.英語力

3.目的と目標

4.生活環境

5.教育方法

 

ブログ第1回はまず、留学先にカナダを選んだ理由についてお話ししたいと思います。

 

子どもの “あこがれ” が決め手となった留学先

色々な口車に乗って、親子留学をするにはどこがいいのか迷った時期は長かったです。

 

スイスがいいかな~、いやマレーシアも最近いいみたいよ?
でも時差を考えるとオーストラリアじゃない?
いやいやニュージーランドものんびり過ごせていいらしいよ!
アメリカは銃があぶないよね…。

 

と勝手に世界一周旅行を何度頭の中でしたことか(笑)

 

しかし、カナダへの留学をけん引したのは当時小3の息子でした。

 

息子がオンライン英語の先生である高校生の男の子に刺激を受け、「僕も彼みたいになりたい!彼の行っている高校に通いたい!」と言い出したのです。

いわばロールモデルができたんですよね。

この存在がとにかく大きかった!

 

日本人の子供3人がカナダのバスケットクラブの旗の前に集合している。

(息子あこがれのトロントニアンのお兄さん先生と)

 

カナダは、私も大学生の頃1年弱留学経験があった国だったので、息子からそう言われた時にすんなりと受け入れられました。今までの妄想世界旅行はいったいなんだったんでしょう(笑)

 

親の意見だけで突っ走った留学ではなく、子供が自ら望んだ留学であることが、こんなにも安定した留学生活に寄与してくれることになるとは当初は思いませんでした。

 

親子留学を検討中のみなさま、ぜひ初期の段階からお子様達を巻き込んで「家族のプロジェクト」にしてみてください。

 

オンラインの先生でもいい、行きたい国のガイドブックでもいいし、外国人のお友達を作るのでもいいと思います。

海外旅行ができるならもっといいし、なんならサマーキャンプ体験なんて最高です。

子供達に、違う国に住む人の存在を身近に感じさせてあげられたら…

それが大きな最初の “親子留学” だと思います。

 

親子留学 どこがいい?絶対カナダ!どうしてもカナダ!

そして改めて親/子の目線で留学先としてカナダを検討してみると、様々な面でアドバンテージがあることがわかりました。

 

・安全(アメリカと違い、銃規制があります)

・公立校の教育水準が高い(らしい…まだ小学生なので体感的にはわからず)

・移民大国で差別がない

・大陸である(日本のような島国でなく、国境を越えた人の交流がある)

・永住権を見据えてビザが比較的通りやすい(2022年検討当時)

・日本食材が手に入りやすい

・日本語補習校がある

・英語がきれい

・日本から近い(バンクーバーなら9時間)

・夏が最高に過ごしやすい、冬もそこまで寒くない
(注:バンクーバーはむしろ日本より過ごしやすい冬かも?)

 

それに加えて、個人的にはこの3点も大きなポイントでした。

 

・頼れる知り合いが何人かいる

・昔の思い出で土地勘がある

・北米の生活ルールならなんとなく分かる

 

しかし、デメリットももちろんあり…

 

×とにかく生活コストが高い!

×移民政策が前触れなくコロコロ変わる!

 

長所は短所を本当に上回るのだろうか?と夫婦で頭を悩ませた時期もありました。

しかし、「小学生」の今、「40代」の今、これを逃したらデメリットの方が増えるだけ!と決断しました。

 

これからの時代は英語よね!…って本当?

これからは英語の時代」って、私が小学生の頃から聞いているフレーズですが、未だに壊れたオルゴールのように繰り返されています。

個人的には、英語力だけならば大人になってからでも何とでもなると思っています。

言ってしまえば所詮、語学です。いくつになっても、英語力は培うことも伸ばすこともできます。

また、これだけAIが発展してきたこの世の中、英語の読み書きができる・話せるなんてことはAIがやってくれるので、もはや英才教育の一つでもなんでもないのではないかとさえ思います。

 

ですが「心の学問」、つまり、多様性を受け入れる心の土壌作りは、子供のうちだからこそできることなのではないでしょうか?

 

暮らし方、宗教、食べ物、文化、肌の色、髪の毛の色、飛び交う様々な言語…。

 

その刺激受容性こそが、これからグローバル社会の担い手となる子供達に必要な基礎能力になると考えています。

だから安全で、多様性があって、差別がないカナダ、社会が優しいカナダを留学先に選びました。

 

カナダの国旗やバスケットボールそしている光景が描かれた子供の絵

(2023年カナダへ留学したい思いを込めて描いた息子の絵)
※各国のナショナルスポーツと背景のレインボーカラーでカナダの多様性を表現

 

差別がないというのは人種差別だけではありません。

語学力差別もないのです。

 

英語が第二言語の人がたくさんいるカナダでは、英語を頑張って学んでいる人を社会が認め、サポートしてくれます。
それはもう市民レベルで。例えばコミュニティセンターの受付のお姉さんから、レストランに至るまで。

そして子供に対してはなおさら多様性社会の新規会員として大人がサポートしていくべきと、カナダ人みんなが思ってくれているのがひしひしと伝わります。

英語が多少できなかろうが、醤油の匂いがしようが関係ない。

 

自分たちが社会の一員として大切に認められていると、子供達は誇りを持って今カナダで暮らしています。

 

これは自己肯定感の育成として、とてつもない土台だと思うのです。

 

私と子供達が、自分自身の存在に誇りをもって、相手の存在と文化を尊重して、地球社会の一員として人生を送りたい。

IdentityDiversityはカナダ留学の目的がぶれそうになった時、私が必ず立ち返る原点です。

 

【参考】

息子がお願いしているトロントの英語チューター(日本から可能)

https://www.cube-intl-svc.com/


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