親子留学のビザ申請ガイド|6年目の体験から学ぶ種類・変更手続き

2025.01.24

こちらの記事では、親子留学6年目の母である私と子供達のビザについてお話させていただきます。

2019年に、私たち家族が初めて親子留学のためにビザを申請しました。

親子での海外留学にはさまざまな手続きが伴いますが、ビザの取得はその最初の一歩でした。

ビザの種類

カナダのビザのイメージ

子供たちがカナダで学び続けるためには、当然ながら学生ビザが必要です。

学生ビザは、カナダ国内での学習を継続するための重要な許可証です。

私の子供たちも例外ではなく、セカンダリースクール(中学・高校)の入学に際して学生ビザを取得しました。

初めてのビザ申請も、正確な書類の準備やエージェントとのやり取りが必要でしたが、エージェントのサポートのおかげで、無事にビザを取得することができました。

一方で、私はビジタービザを申請しました。

これは、子供たちの保護者として現地生活をサポートするためのみカナダに滞在することを許可するビザであり、母親である私自身がカナダで仕事をすることや長期間の滞在を保証するものではありません。

そのため、このビジタービザは、子供たちの学生ビザと有効期限が連動しており、彼らのビザが有効である限り、私もカナダに滞在することができるという仕組みになっています。

ただし、このビザの有効期間は、人によって異なることが多いようです。

カナダのビザ制度は柔軟性を持たせているため、申請者の状況や滞在の目的に応じてビザの期間が異なるケースが少なくありません。

私たちの家族の場合、セカンダリースクールに通う時期においては、子供たちのビザの有効期限が1年のみでした。

この1年という短い期間でのビザの発行は、私たちにとって毎年の更新が避けられない状況を意味していました。

カナダにいながら親のビザ変更・フラッグポール

親子留学もついに3年目に突入しましたが、まさかこんな展開になるとは思いもしませんでした。

コロナは乗り切ったのにコロナ後の影響で、我が家の大黒柱である主人が大打撃を受け、生活費や学費の捻出が厳しくなり、どうしたらいいのか途方に暮れる日々が続きました。

ここで帰国を決断するのは簡単ですが、これまでカナダで積み上げてきた成績や実績を捨てるのはあまりにももったいない…そう思い、エージェントの担当者に相談することにしました。

すると、私が公立カレッジ付属の語学学校に通えば、子供たちの学費が無料になるという耳寄りな情報をもらいました。

二人分のセカンダリースクールの学費を払うより、私の学費だけで済むので、出費は大幅に減少します。

そのため、すぐに、ビジタービザから学生ビザへの変更を決意しました。

もちろん、手続きはすべてエージェントにお願いして、スムーズに進めてもらいました。

学校の手続きを進め、無事にLOA(入学許可証)が発行され、ビザの申請も完了しました。

しばらくして承認の連絡があり、いよいよカナダのボーダーへ向かいました。

ドキドキしながら行ったのは「フラッグポール」という手続きです。

これは一度アメリカに出国し、再びカナダに入国することでビザを発行するという、ちょっとした冒険のようなプロセスです。

日本からの申請であれば必要ない手続きですが、カナダに滞在しながらビザを変更する場合には、この方法が必要でした。

(※2025年1月現在は、フラッグポールに関する規制が高まりましたので、こちらの方法ではビザの切り替えができないことが多いです。)

無事、1年間の学生ビザを取得し、そのビザをディストリクトに提出したことで、子供たちも留学生でありながら授業料を支払わずに済むようになりました。

2年目以降も、公立カレッジ本科コースに通学する事が出来れば、もちろんビザや無償化の延長も可能です。

詳しくは、バンクーバー親子留学おすすめプラン3選|最適な留学先を徹底比較をご覧ください。

これで、カナダでの親子留学を続ける道が開けました。

悩んだ末に選んだこの道が、私たち家族にとって最良の選択になると信じて、また新たな気持ちで前に進んでいこうと思いました。

 

私が通った学校についてはまたお話させていただきますが、この次のビザからはビジタービザに戻りました。

またディストリクトに連絡し、次の年の学費はしっかりと二人分きました。。。

現在のビザ

娘がセカンダリースクールを卒業した年、初めて1年以上の学生ビザが発行されました。

そして、今年の9月、大学生になった息子と一緒にいつものように私のビザ更新を申請しました。

息子は大学卒業までのビザを無事に取得しましたが、なんと私のビザは更新されませんでした。

ビザのコンサルタントの見解では、下の息子も18歳になり、子供二人が大学生という状況でのビジタービザ申請に対して、審査が非常に厳しくなっていることが挙げられるそうです。さらに、長期間のビザ発行も少なくなっているという、厳しい現実に直面しています。

その後、審査を見直してもらうように再度お願いし、5ヶ月ほど待った結果、無事承認をもらうことができました。

バンクーバーの景色

まとめ

ビザの更新が順調に進んできたおかげで、私たちはカナダでの親子留学生活を無事に続けることができています。

毎年、エージェントと協力して必要な書類を整え、更新手続きを重ねてきた結果、これまでのところ順調に進んでいます。

ビザの申請や更新には多くの手間がかかりますが、これも親子留学の一部であり、家族全員が協力して乗り越えてきた大切な道のりです。

親子留学、海外に住むという決断は様々な困難や不安、勇気のいる事だと思います。

しかし、エージェントからの的確な指示を受けながら、一歩一歩進んでいけば、必ず道は開けます!

少しでも興味がある方はぜひまずはカウンセリングに申し込んでみてください。

お問い合わせは以下の公式Lineにて↓


 

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