カナダ留学の服装はどういうものがいい?季節・地域ごとに徹底解説!

2024.12.17

温暖な日本とは異なり寒いイメージのあるカナダ。

カナダ留学を考えている方の中には、後悔しない最適な服装ってどんなものなんだろうと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、カナダ留学における服装のポイントをバンクーバーとトロントの2つの地域に分けてお伝えします。

 

バンクーバーの気候

バンクーバーの高層ビル群を背景に、マリーナに停泊する複数のボートとヨット、水面にはビルと船が反射している。

 

バンクーバーの気候はカナダの中でも非常に穏やかで、特に夏は日本よりも涼しく過ごしやすいです。冬も日本より気温は下がるものの、平均気温がマイナスになることはありません。そのため、過ごしやすい環境で留学がしたいという方には非常におすすめの都市となっています。

ただ、バンクーバーはレインクーバーとも呼ばれるように雨の多い地域のため、油断していると急な雨で風邪をひいてしまうこともあります。特に雨季である10月〜3月は、急な気温の変化に気を付けるようにしましょう。

 

バンクーバーの気温と降水量を表したグラフ

気象庁公式ホームページより

 

バンクーバーでの服装のポイント

バンクーバーの港の遊歩道で多くの観光客が行き交う様子。背後には大型クルーズ船と装飾されたゲートが見える。

 

春(4月~6月)

バンクーバーの春の気温は平均9℃~15℃ほどです。

天気が晴れた日は比較的過ごしやすい気温になりますが、曇りや雨だとかなり冷え込むため、長袖のシャツと合わせて温度調節ができる厚さの違う上着を用意しておくと良いでしょう。

 

夏(7月~8月)

夏は気温が平均17℃~18℃ほどまでしか上がりません。

春のようなポカポカと過ごしやすい温度が続き、日本ほど暑くならないため、幅広い服を着ることができます。Tシャツ1枚でも問題はありませんが、半袖半ズボンだと紫外線が強いカナダでは日焼けしてしまう可能性があるので、注意しましょう。

 

秋(9月~10月)

秋には気温は平均10℃~15℃程度にまで落ち着きます。

雨季に入るので雨が多く、それによって一気に冷え込むこともあるので、長袖長ズボンに加えて、ジャケットなど羽織れるものも準備しておくようにしましょう。特にバンクーバーは港町ということもあって風が強いため、ジャケットを選ぶ際は撥水性があるものにすると安心です。

 

冬(11月~2月)

冬になると平均気温は3℃~6℃ほどまで低下します。

バンクーバーは、トロントよりは暖かいとは言っても、日本よりは寒いです。そのため、気を抜かずにヒートテックや厚手のアウターなどでしっかりとした防寒対策をする必要があります。また、雪が降ることもあるため、手袋や厚めの靴下など、身体の末端を冷やさないための工夫も大切です。

 

トロントの気候

 

気候の特徴

トロントの高層ビル群と空高くそびえるタワーが特徴的な都市の景観、背景には青空と雲が広がる。

 

トロントは夏と冬の寒暖差が激しく、バンクーバーよりも四季がはっきりしているのが特徴です。特に冬は平均気温が氷点下を下回る他、最低気温も-30℃まで下がるため、カナダらしい厳しい寒さを経験するにはうってつけの都市と言えます。

 

トロントの気温と降水量を表したグラフ

気象庁公式ホームページより

 

トロントでの服装のポイント

レンガ造りの建物に囲まれた通りを歩く人々、カフェやショップの看板が並ぶ歴史的な街並み。

 

春(4月~6月)

トロントの春の気温は平均7℃~19℃ほどです。

5月ごろから少し暖かくなりますが、夕方から早朝にかけては冷え込むことが多いため、長時間外に出るときはアウターは必須と考えて良いでしょう。

 

夏(7月~8月)

夏は気温が平均21℃~22℃ほどまで上昇します。

ここで一気に日本の夏と同じくらいまで気温が上がるので、服装も半袖半ズボンくらいが丁度良いかもしれません。バンクーバーと同様に日差しが強いため、日焼けには十分注意しましょう。また、強い日差しの中ではサングラスがあると非常に便利なので、日本から1つ持っていくのをおすすめします。

 

秋(9月~10月)

秋には気温が平均11℃~18℃程度になります。

夏はバンクーバーより暑くなるトロントですが、10月頭から急に気温が落ち始めるので、9月終盤当たりで涼しくなったタイミングで素早く衣替えをするようにしましょう。この時期は、重ね着できるセーターや羽織れるジャケットなどがあると過ごしやすくなると思います。

 

冬(11月~2月)

冬は平均気温が-3℃~5℃ほどまで落ち込みます。

トロントのある北米の東海岸側は、バンクーバーとは違い暖流や偏西風の影響を受けないので、先述した通り、気温が-30℃を下回ることもあります。寒い時は空中に投げたお湯が一瞬で凍ってしまうほどなので、スキーウェアー並みの防寒具か、アウターの重ね着が必要になってきます。

 

カナダ留学の服装選びにおける注意点

女性が2着の服をハンガーで持ち上げ、どちらを選ぶか考えている様子。

 

現地調達メインはおすすめできない

物価が高いカナダでは、衣類も高額です。日本で1000円で買えるようなシャツも、カナダでは20ドル以上かかる場合があります。そのため、ある程度衣類は日本から持ってきておいて、足りない分を現地で補うという形にするのが良いでしょう。

ただ、アウターに関してはカナダの方が高性能のものを揃えている場合があるため、特に寒さの厳しいトロントなどの都市に留学する場合は、現地で購入するのがおすすめです。

 

持っていく服は1週間分がベスト

日本からは1週間分の服を持っていくのが良いでしょう。

これより少ないと家で洗濯ができなかったときに着られる服がなくなってしまう他、これより多いとスーツケースに入りきらない場合があるため、カナダに持っていく服は、1週間分にまとめるのが良いです。

 

乾燥機に耐えられる服を持っていく

カナダに持っていく服を選ぶ際は、その服が乾燥機に入れられるものかも考えて選ぶようにしましょう。

カナダは服を干すという習慣がないため、基本的に服を乾かす際は乾燥機を使うことになります。そのため、セーターやウールなどの縮みやすいものは要注意です。服のタグに「タンブラー乾燥はお避けください」と表示されているものは基本的に乾燥機にかけることができないため、服を選ぶ際は一度タグをチェックした上で持っていくようにしましょう。

 

スーツを持っていく

意外と忘れがちなのが、スーツを持ってくることです。

パーティに出る際やカナダで日本の就活をする際は必ず必要になってくるため、フォーマルな場に参加する予定がある場合は準備を忘れないようにしましょう。

 

まとめ

今回は、カナダ留学の服装のポイントについて、バンクーバーとトロントの2つの地域に分けてご紹介しました。

カナダで生活する上での服装について具体的にイメージできるようになったのであれば幸いです。

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