カナダ親子留学完全ガイド|渡航準備と手続きの流れを徹底解説

2024.11.28

留学の舞台として日本でも人気のカナダ。

最近では、親子でカナダに留学をするという方も少なくありません。

そこで今回は、親子でカナダに留学をしたいと考えている方に向けて、渡航までの準備の流れをご紹介します。

 

カナダで親子留学をするのがおすすめな理由

カナダの国旗を羽織った女性が湖を眺めている。

カナダは英語圏として日常の中で多くの英語に触れることができる他、治安も良く留学をするにあたっては最高の環境です。

また、カナダでは多国籍な環境による差別の少なさや、学費免除システム等の充実した教育制度など、子供を育てる上での魅力的な特徴も多いため、親子留学にピッタリの国とも言えます。

以下の記事では、親子留学に関するより詳しい内容が載っているので、興味がある方はぜひご覧ください。

カナダが親子留学に人気の理由とは?

 

また、親子留学に関するメリットとデメリットについては以下の記事も併せて参照してみてください。

カナダ親子留学のメリットとデメリットとは?

 

カナダ親子留学の準備の流れ

カナダ留学をするまでの流れを表したイラスト

留学目標の決定(6ヵ月前)

まずは留学して達成したい目標を明確にしておきましょう。

留学は楽しいことだけでなく、辛いことや大変なこともたくさんあります。そんなときに目標が定まっていないと、大切なことを見失ってせっかくの留学を無駄に過ごしてしまう可能性があります。そのため、英語力を伸ばすためなら「TOEIC800点以上取得する」など、留学によって何を成し遂げたいのか明確な目標を決めておくようにしましょう。

 

学校選び(6ヵ月前)

目標が定まったら、まずは親の学校選びを始めるようにしましょう。

ここで重要になってくるのは、カナダの学費免除制度です。カナダでは、親が学生ビザを所持していると幼稚園~高校までの子供の学費が免除されるのですが、免除対象の条件が地域ごとに異なっており、都市によって、学生ビザの所持のみが条件となるところもあれば、入学時に高い英語力が求められるカレッジや大学などの教育機関に入学することが条件として課されている場合もあります。

例えば、留学生に人気の都市であるバンクーバーやトロントではこうした通う学校による条件を設けている一方、ハリファックスモントリオールといった都市では、学生ビザを持っているだけで学費の免除対象となります。

 

学校・職場に提出する書類の準備(6ヵ月~3ヵ月前)

この時期には会社を辞める際や学校を休学する際に提出する書類の確認をしておきましょう。

必要な書類の内容や提出時期に関しては会社や学校によりけりですが、なるべく早い段階で相談し準備しておくことで円満に対処することができるため、早めに考慮しておくと良いでしょう。

 

学生ビザの申請(6ヵ月~3ヵ月前)

学校から入学許可証(Letter of Acceptance)が届いたら、親と子それぞれの学生ビザの申請を行いましょう。

留学する年齢や人数によってフローや必要書類の種類が異なってくるため一概には言えませんが、主に準備する書類は以下の通りです。

 

・学生ビザ申請フォーム

・入学許可証(Letter of Acceptance)

・Explanation Letter

・銀行残高証明書

・証明写真

・パスポート 等

 

申請が上手くいくと2週間ほどで入国を許可するために必要なLetter of Introductionが届きます。

一方で学生ビザの申請にミスがあると、発行に遅れが出て、最悪の場合予想していた渡航日に間に合わなくなってしまう可能性もあるので、なるべく専門の知識を持った留学エージェントに相談することをおすすめします。

カナダ専門.comでは、カナダに長年在住している経験豊富なスタッフがビザ申請をサポートいたします。ビザ以外の留学に関する不安や疑問点であってもかまいませんので、まずはカナダ専門.com公式Lineからお気軽にお問い合わせください。

 


 

留学に必要な細かい手続き(3ヵ月~1ヵ月前)

留学するために必要な細かな手続きも3ヵ月前から行いましょう。具体的には以下のことはこの期間内に終わらせておくのをおすすめします。

 

・航空券の購入

・現地で使うクレジットカードの管理

・SIMの購入

・海外留学保険加入

・運転免許証の更新確認(留学途中で切れないかどうか) 等

 

特に航空券は購入しておかないとどんどん値段が吊り上がっていく可能性があるので、早めに座席まで確保しておくと良いでしょう。

 

家探し(2ヵ月~1ヵ月前)

学生ビザの申請が終わったら、現地で滞在する家を探しましょう。

カナダは家賃が高いため、留学生の方の多くはシェアハウスをして部屋以外のバスルームやキッチンなどのスペースを共有スペースとして使う場合がほとんどです。家賃は地域によって差はありますが、$700~$1200ほどが相場となっています。

学校が始まる4月や9月近くになると、留学生が一気に家を探し始めるため、条件の良い家はすぐに埋まってしまいます。かといって早すぎても空きがないため、渡航の2か月ほど前に探し始めるのがタイミングとしては丁度良いです。

家探しのサイトはいくつかありますが、中でも特に使われているサイトは以下の4つです。

 

JP Canada…バンクーバー周辺の家探しに使える。日本語で書かれている他、マップ機能が非常にわかりやすい。

Vancity Room…バンクーバーを含めたBC州での家探しに使える。日本語で利用できる他、部屋の詳しい写真の閲覧も可能。

Craigslist…カナダ全都市の検索が可能。現地の人も利用するため英語のみ。

e-Maple…トロントでの家探しに使える。日本語での掲載が多いのが特徴。

 

実際に見てみると汚れが目立ったり、詐欺だったりする場合があるので、実際に内見をしてみてから決めるのを強くおすすめします。

 

荷造り(1ヵ月前)

渡航まで1ヵ月を切ったら荷造りを始めましょう。

荷物がスーツケースに入るのか、国際郵便が必要になってくるのかなど、実際に荷造りをしてみないと分からないことがたくさんあります。用意してみて足りないものに気づくということもあるので、足りないものを買う時間も含めてなるべく余裕を持って準備を始めておくと良いでしょう。

 

まとめ

今回は、カナダに親子留学するにあたっての準備の流れをご紹介しました。

特に留学の目標を決めることは意外と見落としがちですが、成功させるために非常に大切なポイントなので、これから留学を考えているという方は、まずは目標をはっきりさせるところからやってみてください。

ビザの手続きや準備の流れ等が不安という方は、カナダ専門.comのエージェントが一つひとつ丁寧にサポートいたしますので、以下の公式lineからお気軽にご相談ください。

 


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