カナダの高校の部活動事情とは?日本との違いや魅力を徹底解説!

2024.10.17

カナダの高校の部活は季節によって変わる?

カナダの高校には多くの部活がありますが、日本とは少し異なります。カナダでは部活がシーズン制で運営されており、毎シーズン異なるスポーツが楽しめます。

日本のように3年間同じ部活に入り続ける必要はなく、各シーズンに自分が参加したいスポーツを選ぶことができるため、興味に合わせて自由に参加できます!

各シーズンのスポーツ一覧

秋(9月〜12月):バレーボール、サッカー、水泳、クロスカントリー、ラグビー
冬(1〜3月):レスリング、バスケットボール、バレーボール
春(4〜6月):バドミントン、テニス、陸上、ネットボール、フリスビー
夏(7〜8月):夏休みのため活動なし

また、誰でも入れる部活もあれば、「TRYOUT(トライアウト)」というオーディションのような審査を通過しなければならないチームもあります。

なお、練習や試合の日程についても日本とは異なり、月曜と木曜に練習、火曜と金曜に他校との練習試合が行われることが多いです。場合によっては、授業を早退して試合に出ることもあり、クラスメイトや学年以外の人と出会う機会や新しい友達と一緒にたくさんの思い出を作る機会になります。シーズン中は試合が多く、非常に充実した時間を過ごせるとのことで、留学したてでお友達作り中の留学生には特におすすめです!

 

TRYOUT(トライアウト)って何?

カナダの高校では、運動部は少人数で構成されているため、トライアウトが行われます。トライアウトは部の強さや競技レベルに応じて異なりますが、日本で中学の部活に3年間所属し、ある程度のスキルを身につけていれば、合格できる可能性は高いです!

トライアウトが必要な部活の例として、バレーボールやバドミントン、バスケットボールなどがありますが、個人競技や参加者が少ないスポーツでは、トライアウトがない場合もあります。

トライアウトはシーズン開始前に行われ、学校やチームのSNS(特にInstagram)で告知されますので、フォローして最新情報を見逃さないようにしましょう。

生徒様の経験談(バドミントン部)

今回インタビューさせていただいた生徒様はカナダの高校でバドミントン部に所属していました。トライアウトには約80人が集まったそうですが、最終的に選ばれたのは約10人のみとのこと。競争は激しかったものの、こちらの生徒様は二次審査での実技にて実力を発揮することができ、合格できたそうです!

クラブ活動とは?

カナダの高校では、運動部だけでなく、日本で言う文化部クラブ活動も盛んです。

クラブは放課後や昼休みに集まり、アクティビティを楽しむ学生組織で、誰でも自由に参加できます。たとえば、チェス、リーダーシップ、音楽、ビジネスなど、多様な選択肢があり、友達を作ったり、リーダーシップを養う機会にもなります。

弊社の生徒様も多くがリーダーシップクラブや留学生クラブ、スポーツクラブなどに参加し、学生生活を楽しんでいらっしゃいます。

自分でクラブを作ることもできる?

カナダの高校では、自分でクラブを立ち上げることも可能です!弊社の生徒様でも最近「世界文化を学ぶクラブ」を立ち上げた方がいます。プロセスとしては、副部長を決め、顧問の先生を見つけ、学校にクラブの企画書を提出して承認を待つようです。(学校によって若干の違いがあるかと思いますので興味がある方は学校に相談してみてください。)

このクラブを立ち上げた生徒さんは、今では毎週、文化の違いについて議論したり、伝統的な料理を作ったりして活動されてるそうです!

新しい挑戦に興味がある方は、他のクラブの活動を参考にしながら、準備を進めてみてください。

まとめ

カナダの高校生活には、シーズンごとの部活自由度の高いクラブ活動があり、新しいことに挑戦する絶好の機会が豊富にあります。友達作りや自己成長にも役立つこれらの活動にぜひ参加し、充実した留学生活を送りましょう!

もしカナダの高校留学に興味がありましたら、私たちの留学サポートサービスで詳しくご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください!

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