【体験記】Co-op留学について

2024.09.18

皆さんこんにちは!

このブログを執筆しているSatoshiです!
今回の体験談は、私がカナダへ半年Co-op留学をして思ったことを全部語っていきます。

どれくらいの英語力がいるの?

Co-op留学って聞いたことあるけど、ワーホリと何が違うの?

キャリアアップできるの?

私の実体験ベースで書いていますので、ご参考下さい!

 

プロフィール

留学先(都市):カナダ(バンクーバー)
留学期間:2024年3月~2026年6月予定
留学方法:Co-op留学
学校:CICCC
通学期間:1年
留学前の英語力:初級(TOEIC:500点)

留学しようと思ったきっかけは?

キャリアアップと英語力を向上させたいと思ったからです。

私の場合フリーランスになることを目指していたので、英語を理解・話すことが出来れば大きな武器にもなると思いました。

また海外では、積極的に行動することが大切だと過去留学して成功した友人から聞いたので、自然とコミュニケーション力が身につくと思い、留学を決意しました。

どの様に渡航先を決めましたか?

費用と治安を重視して、オーストラリアかカナダに悩みました。

私の場合、新しい国で新しいことにチャレンジしてみたいと考えていたので、専門知識とインターンシップがセットになっているCo-opプログラムに惹かれてカナダを選びました。

Co-op留学って?ワーホリとの違いは?

Co-op留学はカナダ独自の留学方法で、プログラムの半分の期間を座学で専門知識を学習し、残りの半分は現地企業に就職して有給のインターンシップを行うことができるプログラムです。専門知識を学びながら、就労もできるので社会人に人気の留学方法です。

Co-op留学とワーキングホリデーとの違いをざっくり下記表にまとめました。

  Coop留学 ワーキングホリデー
年齢制限 18歳以上 18歳~30歳
ビザの種類 コープビザ(学生+ワーク) ワーホリビザ
カナダの滞在期間 プログラムの期間に応じる 1年間
働ける時間 インターン期間中:40時間/週

座学期間中:20時間/週

40時間/週

 

カナダへのCo-op留学費用はどれくらいでしたか?

2年間の留学で、授業料は約200万円。

私のプログラムは、語学学校2か月 + CRS(4+4) + UI/UX designer(6+6)合計2年のプランをエンジョイカナダさんから提案してもらい、これに決めました。。プログラムの選び方によって、値段は変わります。

語学学校の期間でためになった事はありますか?

一番困ったことが、授業中の友達や先生との会話です。私は文法が得意だったのですが、リスニングとスピーキングが全く出来ませんでした。

しかし、知っている単語を並べて片言でも伝えようとすると、先生や友人に思いのほか伝わります。また、わからないときは「I’m not sure」と伝えると、別の単語で言い換えてもらったり、誰かが必ず手助けしてくれます。

大切なことは「とりあえず話す」という気持ちだと学びました。
学校では積極的に話すことが英語力の上達に繋がります。

語学学校とCo-opプログラムの授業の違いは?

まず授業中で使われる単語が専門的になるため、かなりレベルがあがります。それに加えて私のプログラムでは、ディスカッションや月に1回チームでプレゼンテーションが行われるため、リスニングとスピーキング力が不可欠でした。正直言って、授業では何を言っているかほとんどわかりませんでしたが、社会人経験があったためなんとか乗り切れたという印象です。ただ、わからなくても何か話すよう積極的に行動しました!

休日はどんな過ごし方を?

5月から8月にかけて友人とハイキングをしたり、ビーチに行ったりとアウトドアなアクティビティをすることが非常に多かったです。バンクーバーの夏は、日照時間が夜9時くらいまでと日本と比べて長く、気温も20℃後半くらいなのでとても快適です。都会ですが、このようなアクティビティができる環境がすぐそこにあるというのは、バンクーバーの魅力だなと思います。

Co-op留学メリット・デメリットは?

半年Co-op留学を経験した筆者が感じた、メリット・デメリットを簡単に紹介します。

Co-op留学のメリット①:スキルアップにつながる

Co-op留学では英語だけでなく、自分が今まで学んだことがない分野を学ぶことができます。他にも仕事経験を積むことができるため、スキルアップに確実につながります。コミュニケーション力、専門知識が向上し、今後の人生で役立つこと間違いありません。

 

Co-op留学のメリット②:大学生よりも仕事を獲得できる可能性が高い

こちらのメリットは社会人だからこそのメリットです。Co-op留学では、後半のプログラムで有給インターンとして決められた時間働く必要があります。
そして、このプログラムの一番難しいことは「仕事を獲得」することです。
職場を紹介してくれる学校もありますが、大抵は自分で履歴書(レジュメ)を提出し、その履歴書を見て会社が面接するか決めます。そのうえで、やはり社会人経験のある人は強く、採用されやすい傾向にあります。特に履歴書に関連する職歴が多く書いてあれば、採用される確率はぐんと上がります。

Co-op留学のデメリット①:ある程度英語力がないと授業についていけない

私が一番感じたデメリットはこれです。留学前にもっと勉強していればと後悔しています。当然の話ですが、授業はすべて英語で行われます。さらにCo-opプログラムに移ると専門分野に関することを英語で学ぶので、リスニングスキルがないと授業についていくことはできません。もしこのブログを見ているあなたが社会人なら、毎日仕事をしながら英語を勉強するのが大変ということは痛いほどわかります…
しかし、英語の勉強をせず留学しても授業にはついていけず、ただただ時間が過ぎていきます。渡航前にある程度の英語を勉強することを強くすすめます。

社会人Coop留学のデメリット②未経験からのキャリアチェンジは大変

ホテルで働いてみたい、Webデザイナーになってみたい!(👈筆者です)という人もいるかもしれませんが、留学して勉強したからと言ってキャリアチェンジが簡単にできるわけではありません。IndeedやLinkdinという有名な採用サイトを見ても、仕事の募集要項は、「プロフェッショナルな英語を話せる人」「少なくとも1年以上の実務経験がある人」などの条件がほとんど付いています。このように「留学すればキャリアチェンジができる!」と思っている人は注意が必要です。「じゃあ無理じゃん・・・」と思う方もいるかもしれませんが、不可能ではないです。実際に私の周りで未経験でも仕事を取ったという留学生もいます。

Co-op留学が向いていると思う人

「英語力のある人」におすすめです。

Co-opでは英語を学ぶのではなく、英語で自分が選んだコースの専門的な知識や技術を学び、それをインターンでアウトプットします。授業だけでなく、友達とコミュニケーションを取るためにも、プレゼンテーションをするためにも、アルバイトの面接をするためにも、一定の英語力が求められます。そのため、英語の4技能(読み書き聞く話す)について基礎力をお持ちの方にお勧めします。

Co-op留学を考えている方へアドバイス

①出発前にできるだけ英語力を上げておく

きます。英語力が高ければ高いほど、その後の生活や仕事探しの選択肢が広がります。逆に英語力がないと、座学で苦労するのは当然のことなのですが、現地での就職も厳しくなります。
現地で新しいスキルを磨きたいと考えている方は、出発前に英語力をできるだけ高めておくことを勧めます。また英語学習の他に、自分が学びたい専門分野についても少し勉強しておくと、より充実した留学生活になります。

②積極的に行動する

日本人によくありがちですが、日本人同士で遊ぶ、授業で発言しない、家と学校の往復で終わったりだと日本にいるのと変わらないです。日本人が多いクラスもあったりするので難しかったり、もちろんそういう留学生もいて、悪いことではないです。(日本人がいることは心強いので)ただ、スキルアップをしたいなら、なるべく外国の人たちと会話するようにして、授業では積極的に発言しましょう。筆者はあえて日本人がいないクラスを選択して(クラス30人中日本人は私だけです)、授業では毎日喋るようにしています。

 また、海外では「紹介」や「推薦」が非常に重要です。そういう意味では学校が主催するネットワーキングイベントなどに積極的に参加するのも一つだと思います。

ボランティアへ参加

社会人の方で転職を考えている方、スキルアップを考えている方はボランティアに参加してみるのもおすすめです。

筆者もスキルアップのためサイト作 りのボランティアに参加し、日々勉強を続けています。また、海外ボランティアでは環境や医療などの難しい問題も取り扱っています。

外国の方とボランティアを通してこのような問題に触れることは、自分のスキルアップに向けて視野を広げることにもきっとつながります。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

留学が有意義なものになるかは、出発前の英語の勉強と現地で積極的に行動できるかがカギとなります。自分の行動次第でカナダで就職、そしてキャリアアップの可能性につながると私は思います。受け身の姿勢で行動するのではなく、短い期間の留学で自分の目標をすべて達成できるように、十分な準備をしてのぞみましょう。

この体験談が、皆さんの留学のお役に立てることを願っています!!

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