coop留学は難しい?難しい理由と成功するための対策法を徹底解説!

2024.07.24

専門的なスキルと就労経験を同時に積むことができるcoop留学。

将来海外で仕事をしたいと考えている方や、キャリアアップを考えている方にはおすすめの留学プログラムです。ただ、coop留学は難しいという意見も実際のところ存在します。

そこで今回は、coop留学が難しいと言われる理由とその対策をご紹介します。

 

coop留学とは?

仲間と集まりパソコンを使って会議している

coopは前半が座学期間、後半が就労期間という構成になっているため、ビジネスやホスピタリティ、プログラミングなど、自分が学びたい専門的な領域について、インプットからアウトプットまで行うことができます。

また、ほとんどの場合、就労は有給で行われるため、留学をしながら滞在費用を稼ぐことができるというメリットもあります。カナダ・バンクーバーの現在の最低賃金は17.40CADなので、1時間あたり日本円で2,000円稼ぐことができますよ。

coop留学の詳細については以下の記事に詳しく書いてあります。

近年話題のコープ(Co-op)留学!改めてどんな留学方法なの?

 

coop留学が難しいと言われる理由

パソコンと書類を見て考えている女性

①入学条件のハードルが高い

coop留学では、入学条件としてIELTSやTOEFLの点数が必要になってくるなど、高い英語力が求められます。例えば、人気のマーケティングプログラムの場合、目安としてIELTS 5.5~6.5点、TOEFL iBT 70~80点ほどの点数が必要です。

また、IELTSやTOEFLにはライティング・スピーキングテストがあるため、大学受験やTOEICしか受けたことがないという方の多くがここで壁にぶつかることになります。

②授業の難易度が高い

当たり前ではありますが、授業は基本的に英語です。それも、語学学校のクラスとは違い、英語が聴ける話せるというのが前提で授業が進んでいくので、初めからそれなりの英語力が求められることになります。

また、coopはプログラミングやマーケティングといった専門的な内容がテーマとなるため、単純に授業としての難易度も高くなります。

③インターン先探しに苦戦する

coop留学をした学生に多いのが、インターン先が見つからないという問題です。

基本的に、学校は面接対策やレジュメの添削といったサポートはしてくれるものの、インターン先の斡旋まではしてくれません。

そのため、就労期間が始まる前に自分でインターン先を見つけなくてはならないのですが、カナダには新卒という概念がないため、それなりの経験やスキルがないと相手にすらされません。

実際、カフェのインターン先探しをしていた筆者の友人は、英語力は十分にあったものの、接客の経験が浅かったため、100枚以上もレジュメを書くことになっています。

 

coop留学が難しいと思った時の対処法は?

①語学学校からの進学を狙う

学校によっては、付属の語学学校からそのままcoopプログラムに進学できるというコースが存在します。

その語学学校のコースが終われば自動的にcoopへと移行するため、IELTSやTOEFLなどのスコアが間に合わないという場合でも入ることが可能です。

また、本科のプログラムの前に語学学校を挟むことで、授業の受け方やコミュニケーションの取り方など、試験では出てこないようなことも学べるため、単純な英語力以外の面でも成長が期待できます。

②留学を意識した英語力の強化

留学を意識したうえでの英語力を磨くことも効果的です。

例えば、TOEFLはカレッジでの授業内容や学校生活がテーマになっています。そのため、試験対策をすることが、直接的に留学準備に繋がります。

また、留学では対話でのコミュニケーションが必要になるため、あらかじめ英会話や語学交換アプリを利用して、英語を使った会話に慣れておくと良いでしょう。

③関連する職種の経験を積む

希望のプログラムに関連する経験を積んでおくと、インターン先探しの際に非常に有利になります。また、授業の内容にも楽についていけるようになるので一石二鳥です。

バイトやボランティアを通じた経験であっても、カナダでは職歴と判断されるため、就労期間まで時間がある座学期間のうちに、積極的に応募して経験を積んでおくようにしましょう。

また、留学する前であれば、日本で経験を積んでおくのも一つの手です。特に大学生であれば、長期インターンに参加することができるため、そうした場であらかじめ専門的なスキルを磨いておくと、カナダでのインターン先探しを楽に進めることができるでしょう。

 

Q&A

語学学校からの進学で落ちることはないの?

そのときの英語力のギャップや語学学校の評価基準に寄るため一概には言えませんが、基本的に毎日出席をして真面目に授業を受けていれば、落ちる可能性は低いです。

実際、筆者が通っていた私立カレッジの語学学校では、同じクラスで落ちた人は一人もいませんでした。

ただ、ここで気を付けたいのが、語学学校に通うだけでは英語ができるようにはならないということです。落ちないからといって受け身の姿勢で授業を受けてしまうと、英語力が全く上がらないままcoopに突入してしまうということになりかねないため注意しましょう。

インターン先探しの準備はいつから始めれば良い?

インターン先探しの準備は早ければ早い方が良いです。

coopの座学期間が始まってからインターンが始まるまでは6か月間あります。しかし、レジュメ作りから面接対策、企業への応募まで学校の授業と並行してやらなければならないため、以外にも時間は限られています。

そのため、時間に余裕がある間に、レジュメや面接対策等、できることから終わらせておくと良いでしょう。

 

まとめ

今回は、coop留学が難しいと言われる理由とその対処法をご紹介しました。

coop留学は語学学校と比べて難易度は高くなりますが、計画的に準備をすれば必ず成功させることができます。

もし準備をする中で何か不安なことやわからないことがあれば、お気軽にカナダ専門.comの無料相談をご利用ください。

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