大学を休学してカナダにワーホリ留学をしたMくんのカナダ留学体験談

2024.06.12

年々人気が高まるばかりの『日本の大学を休学してのカナダ休学留学』を実際に経験されたMくんに、カナダワーホリ留学を終えての感想をインタビューしてきました。(コープ留学とワーホリ留学の違いはこちら

 

カナダでの生活・学校について

留学生の仲間と仲良く集合写真撮影

どこの学校に通ってましたか?

SELC(セルク)さんという、バンクーバーのガスタウンにある語学学校さんに通っており、週30時間の語学プログラムを12週間(約3ヶ月)受講していました。スピーキング力の向上に焦点を当てながらも4技能をバランスよく学ぶことができるカリキュラムだったので、英語力を包括的にあげることができました。

また、SELCさんではレベルが上がる毎に先生が変わり、授業スタイルも変わるので、毎回フレッシュな気持ちで授業を受けることができたことがよかったなと思います。

友達作りは大変でしたか?

語学学校に通っている人は、友達作りをしたいと思っている留学生が多く、英語力も自分と似ていたりするので英語の言い間違えなどを気にせず話せて、仲良くなりやすかったです。
まずは語学学校内で友達の輪を広げていき、その後、語学学校の友達のカナディアンの友達と仲良くなるようになったりで、どんどん輪が広がっていきました。

英語の面でも、友達作りの面でも、仕事探しの面でも、語学学校に通ってよかったなと心の底から思います!英語が流暢な人でも、ワーホリ留学の方は語学学校に行くことをお勧めします。

何人の友達ができましたか?

カナダ人、韓国人、メキシコ人の友達などができました!こんなにもいろんな国の人と友達になったり、話したりできると思っていなかったので、留学に来てよかったなと本当に思います。

英語力は伸びたと思いますか?

語学学校の友達は、英語クラスが同じ友達がほとんどだったので、話すスピードがゆっくりだったり単語もシンプルだったので、あまり自分の英語力の変化は感じなかったのですが、カナダ人の友達や英語が流暢な留学生の友達ができてからは英語力の変化を感じられるようになり始めました。

また、ケーキ屋さんでバイトをしていた際に、新しくエスプレッソマシーンを導入するとなり、バリスタとして雇ってもらえたのですが、職場の人にエスプレッソマシーンの使い方を英語で説明したり、コーヒー豆の味の説明などができているときに、英語力が成長したなと感じました。

留学生の仲間と食事を通して交流会

留学初期に大変だったことはなんですか?

留学に来て初めて辛い思いをしたのは、シェアハウスに入居した直後です。

周りの友達は家探しに苦労していたのですが、僕は幸い見つけ始めて5日目で素敵なシェアハウスを見つけることができ、自分はとても運が良いなと思っていました!しかし、実際に住んでみると、まだ冬場だったのですが部屋に暖房装置がついていないことに気づき、寒すぎて生活がままならない状態で精神的にも落ち込み、留学に来て初めて心が落ち込むことになりました…。この経験から、次シェアハウス探しをするときに気をつけなくてはいけないことを学んだので、良い経験だったなとは思っています!

その他には、ルームメイトが掃除当番を守ってくれず、毎回僕が掃除する、という感じだったので、他人と住むことの大変さを感じました。

 

カナダ留学中に旅行に行ったりしましたか?

ブリティッシュコロンビア州の州都のビクトリアに日帰り旅行に行きました!

州都ビクトリアの議事堂と目の前の噴水

ビクトリアでは、議事堂や、Fisherman’s Wharfに行くことができました。

日帰りなのでバタバタではありましたが、バンクーバーとは全く異なる西洋風の建物が並んだビクトリアは、行けてよかったなと思います!

お仕事について

カフェの厨房で店員の男性がコーヒーを淹れている

カフェで働くという目標を持ってカナダ渡航したかと思いますが、お仕事探しはどうでしたか?

僕は、まず英語力をレベルアップさせたかったので、SELCさんという語学学校に通っていました。

SELCさんにて、選択授業を通してラテアートやコーヒーに関する知識、専門用語を学んだり、社会科見学として現地のカフェに見学に行ったりなどしたりすることができたので、語学学校卒業直前に、無事初めてのお仕事が見つかりました!

仕事探しはどう行っていましたか?

就職活動では、ローカルのカフェを中心にたくさん履歴書を配りに行きました。幸いなことに、面接に呼んでいただけることが多かったのですが、なかなか採用にまでは繋がらず、面接で落ちてしまうことがほとんどでした。やはり、就職活動は精神面でも響くことがあったのですが、語学学校に行くと友達と楽しく英語を学ぶことができたので、バランスをとりつつストレスを感じすぎないように就職活動を頑張り続けることができたのかなと思います。

カナダで仕事をする上で大変だったことはありますか?

まずは、『言葉の壁』です。英語を流暢に話せなかったり、聞き取れなかったりすることの大変さのみならず、相手も留学生の場合のことも多いので、アクセントや英語力の関係でコミュニケーションに苦戦することは多々ありました。また、『文化の違い』もあって、何かをトレーニングするときの接し方や説明の仕方も工夫しなくてはいけなかったので、大変だったなと思います。改めて、日本の『察する』という文化や能力の高さを感じました。

バンクーバーで行われた日本のイベントで神輿を担ぐ留学生達

↑バンクーバーで行われた日本のイベントに参加した際のお写真

カナダで仕事をする上でよかったことはありますか?

お客さんがフレンドリーな方が多く、スモールトークをしてくれたり、褒めてくれたりなどしていただけることが多く、日々のモチベーションになっていました。また、挨拶やお礼をきちんと伝えてくれたり、街中でも『Thank you!』という言葉を聞く回数が多く、すごく礼義がある方が多いなと感じました。
同僚たちもフレンドリーな人が多かったので、すぐに馴染むことができたと思います!

日本とカナダの労働環境の違いで気づいたことはありますか?

僕の主観ではありますが、日本の職場では『減点方式』カナダでは『加点方式』で人の評価がされているように感じました。

例えば、日本では面接で良い印象を与えられるように身なりを気をつけたり、学歴や資格などでアピールしたりすることが多いかと思うのですが、カナダでは身なりや学歴などの表面上のものよりも、中身をみられている感じが日本よりもより強く感じました。

そのため、アピールできるとこをたくさん持ったり、自分の強みをしっかり積極的に伝えていったりと受け身の形で面接に挑んではいけないなと学びました。

また、面接が受かったときやダメだったときに、きちんと分析をして、どこがよかったか、ダメだったかを確認するようにしておくと良いかと思います。

留学生の仲間とクリスマスパーティーしている様子

未来の休学留学生へのアドバイス

TOEICやTOEFLなどの検定試験の勉強をするよりも、英会話の勉強を日本でしておくことが大切だと思います。

一つの質問に対する、さまざまな受け答えかたを学んだり、質問の仕方を学んだりなどしておくと、友人やクラスメイト、お客様との会話などたくさんの場面で活かしていただけるかと思います。

例えば、『Thank you!』と言われた時の受け答え方なども、『You’re welcome』以外にもたくさんあるのでそういったシンプルな会話の受け答えのレパートリーが多いと良いと思います!

ぜひ頑張ってください!

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