【2024年】カナダの永住権に繋がりやすい職種は?

2023.12.22

 

永住権が取りやすいと人気の国はどこ?

海外移住』『留学』というと、アメリカやイギリス、オーストラリア、カナダなどの英語が公用語として使われている国を想像する方が多いかと思います。

しかしながら、『〇〇に住みたい』という思いだけでなく、移民をするためには、その国での永住権または市民権の取得というステップが必要となります。

そのため、移住先を決定する際には、住みやすさや治安に加えて、『永住権の取りやすさ』はとても重要です。

本記事では、そんな留学や旅行先として人気の国の中で、永住権が取りやすい国とされているカナダの移民事情について解説していきます!

 

カナダが移住先として人気な理由

カナダが移住者に人気な理由は、その美しい自然環境と高い生活水準にあります。

世界で2番目にランクインするほど広い国土をもつカナダでは、海、山々、湖、オーロラ、雪景色、滝などなど、さまざまな自然を体感することができ、環境保全にも力を入れていることから自然環境が美しく保たれています。

また、公共交通機関などのインフラもきちんと整備されており住みやすいのはもちろんのこと、世界各国の文化が入り混ざった国でもあるので、日本食や調味料が簡単に手に入ったりなど、母国の生活スタイルをカナダで維持することができます。

その他にも、高い教育水準や安定した経済などといったカナダの魅力に惹かれて移住を決める方もたくさんいらっしゃいますが、カナダという国自体の魅力と同じくらい評価されているのは、カナダの『移民制度』です。

カナダの移民制度は、ポイントシステムになっており、各項目において得られる点数が定められているので、とても公平で論理的になっております。

そのため、きちんと計画的に、ポイントを集め、条件さえ満たしていれば、誰でも永住権を取得することができるのです!

 

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カナダの永住権を取得するとできるようになること

 

 

永住権を取得しなくても、学生ビザや就労ビザを使いながら長期滞在をすることが可能な中、たくさんの方々が永住権の取得を目標としているのは、下記ができるようになるからです。

 

医療保険などカナダ市民が受けることが可能な社会的保障が認められる

カナダの医療費は基本的に無料です。日本であれば3割負担や1割負担など、ある一定の額を負担する必要があり、カナダに学生ビザにて滞在している方々は月75ドルの保険料の支払いが必要ですが、カナダで永住権を取得すると、州政府の保険に無料で加入することができ、治療や健康診断、手術といった医療費も無料となります!

*保険の補償内容には、歯科治療代や処方薬代などは含まれておりませんが、ほとんどの企業が福利厚生の一部として正社員にExtended Health Benefit というものを提供しており、歯科治療やマッサージ、眼科治療、処方薬代などの補償を受けています。

 

労働時間が無制限!

永住権取得後は、週に働ける時間数の制限がなくなります。そのため、時間と体力が許す限り何時間でも働くことができるようになるのです。

もちろん、学生ビザや就労ビザのように、週〇〇時間以上勉強・就労しなくてはいけないなどといった制限もないため、何もせずに生活するということもできるようになります!

永住権を取得できるまで、さまざまな制限の元で生活してきた留学生にとっては、とても嬉しいことですよね!

 

市民権の取得ができるようになる

一定期間カナダに居住した方は、カナダの市民権を申請することが認められます。

日本では、二重国籍(Dual Citizenship)が認められていないため、市民権を取得するためには日本国籍を破棄する形になりますが、カナダの市民権を欲しい方は、申請ができるようになります。

 

カナダ人と同じ値段で大学やカレッジに通えるようになる

永住権を取得することで、留学生価格ではなくて、Domestic 価格(カナダ人価格)で就学することができるようになります。

カナダでは、ほとんどの教育機関で留学生用授業料とカナダ人用授業料を用意しているのですが、ほとんどの場合、その差は2〜3倍、またはそれ以上です。

 

上記の表は、カナダの名門大学『UBC(ブリティッシュコロンビア大学)』の2024年5月時点での授業料です。

UBCは、留学生にとっては年間500万円近くする、非常に授業料が高い大学として知られていますが、実はカナダ人にとっては年間約80万円ほどととてもリーズナブルな大学なのです。

(※カナダのカレッジの平均的な留学生の年間授業料は200万円ほどとなっております。)

そのため、永住権を取得後にUBC(ブリティッシュコロンビア大学)や UofT(トロント大学)などといったカナダの名門大学にて学位取得を目指す留学生はたくさんいます。

 

その他にも、カナダの永住権を取得後にできるようになることはたくさんありますが、上記4点が主な魅力となっています。

カナダの永住権取得に興味を持たれた方、自分に永住権取得ができるのか知りたい方、どうやって取得するのが最善の道なのか知りたい方は下記リンクより『移民カウンセリング』についてお問い合わせくださいませ。

 

 

永住権の取得が比較的しやすい職業(2024年時点)

永住権を取得するための方法は100種類以上とたくさんあり、皆様の学歴や職歴、年齢によってアドバイスは様々ですが、カナダで需要が高い職種は比較的永住権が取りやすくなっています。

 

IT・エンジニアのお仕事(Technology and Engineering)

ソフトウェアディベロッパーやプログラマー、データサイエンティスト、土木技術者(シビルエンジニア)、環境工学者などといった技術者・エンジニア関連のお仕事の需要は高いと言われています。また、なかなか代替が難しい、非常に専門的な技術を必要としている職種であることから、稼げるお仕事としても知られています。

しかしながら、とても競争率が高いお仕事ではあるので、他の技術者たちと競い合うことは避けられません。

 

ヘルスケア関連のお仕事(Healthcare)

医者や看護師、介護士、薬剤師、技術員(ラボテクニシャン)などといったヘルスケア関連のお仕事での需要も高くなると言われています。

勤務時間が長かったり、夜間になったり、肉体的にも精神的にも負担の大きいお仕事ではありますが、人の命を最前線で助ける素敵なお仕事です。

飲食関連のお仕事(Food and beverage industries)

シェフやレストランのマネージャーなどといった職種で移民を取得している方は非常に多く、LMIA(就労ビザ)のサポートを積極的にしてくださるレストランも多くあります。特に、日本食レストランなどは、日本人にとって、日本人であることが非常に有利に働く職場となっているため、就労ビザや永住権のチャンスが高いお仕事になっています。また、高い英語力や学歴などが求められない場合も多いので、年齢や過去の職歴、学歴問わず、幅広い方にとって現実的な移民手段となっております。

 

保育士(Early Childhood Educator)

日本でも話題になっている、『待機児童問題』は、カナダでも同様に起きています。そのため、保育士への需要はとても高く、保育士専門の移民プログラムなども用意されているほどです。さらに、保育士を必要としているデイケアも多く、引き手数多な状態のため、LMIA(就労ビザ)を積極的にサポートしてくださる雇用主も比較的見つけやすい状態です。

お子様が好きな方や、日本で保育士さんとして働いている方、英語力に自信がなかったり年齢にての加点を狙いにくい方にとっては特に必見です。

 

いかがだったでしょうか。

最善の永住権申請方法は、その方の職歴や学歴、英語力、年齢など様々な要素が関わってくるため、オススメの職種や永住権取得方法を紹介することは難しいですが、きちんと自分の現時点でのポイントを理解し、加算方法を計画的にプランニングすることで、あなたにも移民のチャンスは大いにあります。

『現時点での自分のスコアやどのプログラムで申請したら良いか気になる!』という方は、移民カウンセリングも行っておりますのでお気軽にご連絡ください。

 

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