コープ(Co-op)留学生に聞いてみた!実際の留学生活はどうですか?
2023.12.01近年注目が集まるコープ(Co-op)留学ですが、実際に現地に渡航されている留学生の体験談が気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな皆様のために、大学の休学留学や社会人のキャリアアップ留学として、コープ(Co-op)プログラムを受講中の学生様にインタビューをしてきました!
1. 今回インタビューをした方のご紹介
2. コープ(Co-op)プログラムではどんなことを勉強しましたか?
– ビジネスプログラムを受講したYくん
Vancouver International College (VIC)という学校のグローバルビジネスプログラムを受講していたのですが、下記の6つの分野を1ヶ月ずつ勉強しました。
- 人事【Human Resources Strategies】
- パブリックリレーションズ【Public Relations Strategies】
- 法律【Legal Strategies】
- コントロール【Control Strategies】
- 国際マーケティング【Global Marketing Strategies】
- 経済学【Business Economics】
カナダの法律について、実際のケーススタディーを用いながら分析をしたり、カナダやアメリカを含む北米地域でビジネスを行う上で、他の企業や組織との良好な関係性を保つ方法などを学びました。クラスメイトの中には、ブラジルやコロンビア、メキシコなどで社会人としてキャリアを持っていた方もたくさんいたので、カナダの文化のみならず他の国のビジネス文化についても学ぶことができました。
– カスタマーサービスプログラムを受講したAさん
Cornerstone International Community College of Canada (CICCC) という学校のカスタマーサービスプログラムを受講し、下記を1ヶ月ずつ勉強しました。
- 顧客サービスについて【Operational Customer Relations】
- マーケティング【Strategic Marketing】
- コミュニケーション【Effective Communication】
- セールスと交渉【Sales and Negotiation】
- カナダの財政管理について【Canadian Money Management】
- パーソナル/プロフェッシャルな自己開発【Personal and Professional Development】
日本では営業として働いていたものの、大学は文学部だったため、きちんとビジネスについて学ぶ機会がありませんでした。そのため、コープ(Co-op)留学を通して、英語を使ってお客様やビジネスパートナーとコミュニケーションを取る方法だけでなく、マーケティングやセールス、交渉などビジネスに関する基礎知識を幅広く学ぶことができて満足しています。
– デジタルマーケティングプログラムを受講したHさん
私は、Tamwoodさんという学校のデジタルマーケテイングプログラムを受講し、下記の内容を4週間ごとに学びました。
- デジタルマーケティングとは【Introduction to Digital Marketing】
- SNS運用【Social Media and Community Management】
- 有料のマーケティング媒体【Marketing Channels – Paid Channels】
- ウェブデザイン【Strategic Web Design】
- マーケティングの自動化【Marketing Technology & Automation】
- コンテンツマーケティング【Marketing Channels – Content Marketing】
日本では、Webデザイナーとして3年間働いていたのですが、ビジネスの知識ももったデザイナーになりたいと思い、キャリアアップもかねてコープ(Co-op)留学を決め、デジタルマーケティングを受講しました。留学前までは、デザインやユーザーの使いやすさなどを考えながらウェブサイトの作成を行なっていましたが、マーケティングの観点からもデザインを考えられるようになりました。
3. インターンではどんなお仕事をしていましたか?
– ビジネスプログラムを受講したYくん
僕は、現地にオフィスがある日経企業でデジタルマーケターとして働いていました。具体的には、Youtubeの運営とブログの執筆を担当していたので、Youtubeを撮影したり、編集したり、ブログを執筆したりしていました。
インターン先は、就学期間中に見つけ、最初はボランティアとしてお仕事を始めました。学校で学んだ知識をいかしたりしながら自分なりに戦略を考え、コンテンツ作成を行なった結果、数字として形に残すことができたためコープが始まるタイミングで有給のポジションをいただくことができました。
– カスタマーサービスプログラムを受講したAさん
私は、ファッションショーの運営を行なっているカナダの企業で働きました。日本のマーケット拡大として、パリやミラノ、ニューヨーク、バンクーバーなどでのファッションショーへの参加を希望の日本人デザイナーさんを探したり、VOGUEさんやELLEさんなどの日本の有名出版会社さんと契約を結んだり、会社のSNS運営、ファッションショーの会場セット、カメラマン、などなどたくさんのさまざまなことを行ないました。
インターン先は、求人サイトでたまたま募集を見つけ、応募し、面接などを経た結果入社することができました。
– デジタルマーケティングプログラムを受講したHさん
私は、現地の企業で、デジタルマーケターとして働き、SNSの管理とブログの執筆、ウェブサイトの管理を担当していました。そして、結果を残すことができたため、最終的にはSEOチームのマネジメントをするポジションをいただき、SEOチーム全体の統率も行なっていました。
インターン先は、たまたま参加したイベントで出会った方に、デジタルマーケテイングを勉強していることと、日本ではデザイナーとして働いていること、カナダでのお仕事先を探しているところを伝えたところ、お仕事のオファーをいただき、最初はボランティアとしての採用いただき、有給ポジションに繋げました。
4.コープ(Co-op)留学を終了後の進路を教えてください。
– ビジネスプログラムを受講したYくん
僕は日本の大学を休学してきていたので、日本に帰国し大学を卒業するために現在頑張っています。また、留学中に働いていた会社さんのYoutubeアカウントをより成長させ、もっと多くの方に知名度を広げたいという思いがあったので、上司に相談したところ、日本からお仕事をするというオファーをいただき、現在もリモートでコンテンツ制作やアカウント運営を行なっております。
– カスタマーサービスプログラムを受講したAさん
私は、1年近くカナダに住んでみて、すっかり魅力に取り憑かれてしまったので、まだ日本には帰りたくないなと思い、さらに1年間延長をしました。幸いなことに、コープ(Co-op)プログラム受講中に働いていた会社の方も、もっと長く働いて欲しいと思ってくださったため、就労ビザのオファーをいただくことができ、現在は就労ビザで現地に滞在しております。より長く住めば住むほどバンクーバーに長く残りたいなという思いが強くなっていくので、現在は永住権申請も視野に入れてお仕事を頑張っております!
– デジタルマーケティングプログラムを受講したHさん
私は、ワーホリビザを使って1年間延長をすることに決めました!やはり、1年間だけでは物足りず、もう少し長くカナダにいたいと思った点、そして、最終的な目標としている場所を選ばずにノマドライフをするという生活スタイルの実現に向けた、フリーランスとしてのお仕事が少しずつ軌道に乗り始めてきたところだったので、引き続き頑張りたいと思ったからです。最初は一年で帰る予定だったので、延長して滞在していることに我ながら驚きつつも、バンクーバーが留学先や移住先として人気な理由が実体験を通しても感じられ、素敵な国だな、カナダに来てよかったなと改めて思っています。
5. コープ(Co-op)留学を終えてみての感想を教えてください。
– ビジネスプログラムを受講したYくん
留学中は、楽しいことばかりではなく、人生で初めての挫折を経験したり帰国しようか迷うほど辛かった時期もあったりなど、たくさんの苦労もありました。しかしながら、一つ一つの苦難と立ち向かい、乗り越え、留学生活を終えることができたということは、大きな自信に繋がっています。
留学前までは日本語でしか会話できなかったことも、今では英語で理解し、自信を持って伝えられるようになったので、外資系の企業で活躍するという夢にも近づけたのかなと思ってます。
英語が話せるようになったことや、海外で仕事をしたという経験は、たくさんの選択肢を与えてくれました。今では、海外に1人でいくことへの恐怖心も無くなりましたし、英語でのコミュニケーションにも自信がついたので、日本やカナダ以外の国での就職なども視野に入れてキャリアを検討しています!
バンクーバーに留学したからこそできる経験や得られる知識、自信、人との繋がりを数え切れないほど得られるので、留学をしようか迷っている人は挑戦することをオススメします!
– カスタマーサービスプログラムを受講したAさん
昔から海外に住んでみたいなとなんとなく思っていたので、英語力を高めるためにも留学に1年間行ってみようと思いバンクーバーに来ました。そのため、現地で営業としてバリバリ働いたり、カナダの企業に就職できることなどは全く想定していなかったのですが、留学前は全く英語が話せなかったも私が、今こうして、カナダで英語を使いながらビジネスパートナーやお客様、同僚とお仕事できていることが奇跡のように感じています!笑
何事も挑戦してみなければわからない、というのはこういうことなんだなと留学を通して強く感じました。
まさか、留学期間を延長するなんて思ってもいませんでしたが、バンクーバーに長く残れるよう、今は永住権取得という夢に向かって頑張っています!
私のように、ずっと海外に行ってみたいなと思いつつも行けずにいる方はたくさんいらっしゃると思うのですが、行動に移してみることは本当に大切なことだ実体験を通しても痛感したので、ぜひまずは、カナダにお越しいただけたらと思います!
– デジタルマーケティングプログラムを受講したHさん
留学生活は、映画やドラマなどで見るようなキラキラとした思い出だけではなく、日本にいたら経験しないような苦難がたくさんあるのが現実です。しかしながら、そういった経験を通して新たなスキルを手に入れたり、日本の良さに気づいたり、日本の改善点に気付いたりなど、たくさんの発見もできるので、すごく興味深いです。
コープ(Co-op)留学を通して学んだデジタルマーケティングの知識や英語力を活かして、マーケティング知識も豊富なデザイナーとして世界を舞台にお仕事ができると思うとワクワクでしかないです!
もちろんこれから先もたくさん大変なことはあると思いますが、この留学での経験を活かして、がんばります!
インタビューにご協力いただきました3名の学生の皆様、ありがとうございました!
現在留学をご検討中の皆様にとって有益な情報となりましたら幸いです!
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